相続した県外の実家・家・土地を「どう考えていくか」(第4回)

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2026年02月09日

相続した県外の実家・家・土地を「どう考えていくか」(第4回)

手放す・持ち続けるを決める前に整理したい視点

第3回では、相続した実家や家、土地を管理し続けた場合の現実について整理しました。
時間・手間・気持ちの負担。
特に県外にある不動産では、「管理できない」と感じる場面が少しずつ増えていきます。
第4回では、結論を出す前に整理しておきたい考え方の軸をお伝えします。
それは「この不動産と、これからどのような関係を続けたいのか」という視点です。

相続した実家・家との「距離感」を考える

県外にある実家や家を相続した場合、多くの方が感じるのは物理的な距離と、心理的な距離のズレです。
・気持ちは大切にしたい
・でも現実には頻繁には関われない 
このズレを無視したまま判断すると、後になって負担が大きくなりがちです。
まずは、 
・年に何回、現地へ行けそうか
・空き家の管理を何年続けられそうか 
といった現実的な関わり方を整理することが重要です。

「今は使わない不動産」をどう位置づけるか

相続した家や土地について「いつか使うかもしれない」と考える方は多くいます。
一方で、具体的な予定がないまま時間が過ぎると、
・空き家期間が長くなる
・管理の手間が増える
・判断が先送りされる 
という状態に陥りやすくなります。
大切なのは「使う予定がない今」をどう扱うかを意識することです。

手放すこと=否定ではありません

「手放す」という言葉に、後ろめたさを感じる方も少なくありません。
特に、親から引き継いだ実家であれば、なおさらです。
しかし、手放すことは思い出や感謝を否定する行為ではありません。
・管理できない状態を続けない
・今の生活を守る 
という判断の一つとして、冷静に選ばれる選択肢でもあります。

判断を急がないための整理ポイント

この段階で、次の点を一度書き出してみることをおすすめします。
・その実家、家、土地に今後どれくらい関わりたいか
・管理の負担を、いつまで許容できそうか
・何を大切にしたいか(気持ち・時間・生活) 
これらを整理することで、「売る・売らない」の二択ではなく、自分に合った判断が見えてきます。

情報を持つことが、判断を落ち着かせる

県外の相続不動産では、情報不足が不安を大きくします。
・今の状態でどう評価されるのか
・家や土地としての特徴は何か 
こうした情報を知ることは、行動を決めるためではなく、落ち着いて考えるための材料になります。

第4回のまとめ

第4回では、相続した実家・家・土地について、
・すぐに結論を出さず
・自分との距離感を整理し
・無理のない関係を考える
という視点をお伝えしました。 
ここまで整理できていれば、判断は「怖いもの」ではなくなります。
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