県外にある実家・家・土地を相続した場合の「現実的な選択肢」を整理する(第2回)

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2026年01月23日

県外にある実家・家・土地を相続した場合の「現実的な選択肢」を整理する(第2回)

迷ったままにしないための考え方

第1回では、県外にある実家や家・土地を相続したときに、多くの方が感じる不安や迷いを整理しました。

第2回では一歩進んで、相続した不動産に対して、実際にどのような選択肢があるのかを整理します。
重要なのは、「どれが正解か」を決めることではなく、選べる状態になることです。

相続した実家・家・土地に対する主な選択肢

県外にある相続不動産について、一般的に考えられる選択肢は、大きく分けて次の4つです。
1、管理を続ける
2、活用する
3、貸す 
4、手放す 
それぞれにメリット・負担があり、距離・生活状況・気持ちによって向き不向きが変わります。

① 管理を続けるという選択肢

相続した実家や家をそのまま保有し、定期的に管理を続ける方法です。
・将来的に使う可能性がある
・思い出をすぐに手放さずに済む 
一方で、県外の場合は、
・定期的に現地へ行く必要がある
・空き家期間が長くなると管理負担が増える 
といった現実もあります。 
「今は問題ない」と感じていても、年数が経つほど負担が増えやすい選択肢です。

② 活用するという選択肢

相続した土地や家を、住居以外の形で活用する方法です。
ただし、県外に住んでいる場合、
・現地管理の手間
・初期費用
・継続的な判断 
が必要になるケースが多く、検討段階で止まる方が多いのも事実です。

③ 貸すという選択肢

相続した実家や家を賃貸として貸し出す方法もあります。
収入が見込める一方で、
・管理会社とのやりとり
・修繕、トラブル対応
・借主が決まらないリスク 
など、「管理できない」状況では負担が増えやすい選択肢でもあります。

④ 手放すという選択肢

売却などによって相続した家や土地を手放す方法です。
この選択肢は「最後に考えるもの」と捉えられがちですが、
・管理の負担がなくなる
・気持ちの整理がつく 
という点で、現実的な判断として選ばれることも少なくありません。
この段階で、「今すぐ売る」と決める必要はありません。
選択肢として知っておくことが重要です。

選択肢を比較するときのポイント

どの選択肢を考える場合でも、次の視点で整理すると判断しやすくなります。
・県外から無理なく関われるか
・今後何年続けられそうか
・相続した実家や家への気持ちとの折り合い 
不動産の問題は、数字だけでなく、生活との相性が大きく影響します。

ここで結論を出す必要はありません

第2回の目的は「選択肢を一覧で把握すること」です。
この時点では、 
・どれかに決めなくてよい
・行動しなくてよい
という状態が、むしろ健全です。 

次に考えるべきこと

選択肢を整理した次に多くの方が直面するのが「管理を続けた場合、実際に何が起こるのか」という現実です。
特に、県外の相続不動産・空き家では、時間の経過が判断に大きく影響します。
次の記事では、相続した実家・家・土地を管理し続けた場合の現実(負担・リスク)を、具体的に整理していきます。
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